写真で探す細工谷遺跡
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和同開珎(わどうかいちん)の枝銭(えだぜに)
時 期:8世紀
大きさ:長さ11.9cm、
幅5.8cm、
重さ78.9g
湯口と鋳棹(湯道)、その左右に3枚ずつ並んだ和同開珎6枚からなる。
江戸時代以前の貨幣は、鋳型に原料を流し込んで作られた。
その鋳型は木の枝先にお金がついたような形をしており、
そこで、鋳型から取り出した状態のものを枝銭と呼ぶ。
現存する和同開珎の枝銭は、これ1点のみで、
奈良時代の貨幣つくりを知る上で極めて貴重な資料である。
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