TOPページ > 難波宮インフォメーション > 難波宮調査事務所 資料展示室
難波宮跡公園南東隅にある調査事務所には、難波宮跡、大坂城跡、森ノ宮遺跡などから出土した資料(約5,000年前から数百年前)を公開する小さな展示室があります。大阪歴史博物館に比べ、あまり目立ちませんが、生の資料をごく身近に感じることができる施設であり、難波宮散策に合わせ、足をお運びください。
難波宮調査事務所 | |
〒540-0006 大阪市中央区法円坂1−6−41 TEL:06-6943-6833 FAX:06-6920-2272 ●見学無料 ●開室:平日9:00〜17:00 (休室:土日・祝日・年末年始) ●ご見学の際は事前に 06-6943-6833 まで ご連絡ください。 |
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右奥ケースには大阪東部に海(河内湾)が入り込んでいた縄文時代(5,000〜2,800年前)の 森ノ宮遺跡から出土した土器や貝塚の資料があります。 左ケースには、弥生時代(2,800年前〜3世紀後半)の土器や石包丁・石斧、続いて 古墳時代(3世紀後半〜6世紀)から難波宮が築かれた飛鳥時代(7世紀)・奈良時代(8世紀)までの資料が並び、 難波宮で使われた硯(すずり)や文字が書かれた食器も展示しています。
右ケースは奈良時代の難波宮を飾った瓦、左ケースは中世〜豊臣氏の時代(12〜17世紀初め)の土器や陶磁器で、 まだ発見されていない大坂本願寺の時代の資料もあります。
豊臣氏〜徳川氏の大坂城跡・城下町跡から出土した資料で、大坂夏ノ陣(1615年)で焼け落ちた瓦や壁土、 船場商人の経済力を伝える国内外の各地で焼かれた陶磁器、庶民の娯楽を彷彿とさせる土人形、将棋や囲碁の駒などがあります。
豊臣期の大坂城を飾った金箔瓦(16世紀末〜17世紀初頭)。金を好んだ秀吉を象徴する一品です