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高廻り2号墳./.古墳時代中期前葉 4世紀末葉
2号墳からは多くの壺形埴輪が出土した。 壺形埴輪の原形は墓に供えられた土器の壺で、そのかたちが変化したものと考えられている。 丸みを帯びた肩部の下には大きなツバがめぐり、そこから上の部分にのみ赤色顔料が塗られることから、 本来、円筒埴輪に挿入して立てられていたものと考えられる。
- 壺形埴輪 1/3枚目 -
高廻り2号墳 / 古墳時代中期前葉 4世紀末葉./.現状の高さ約50cm
中央のツバから上の半球形の部分やその上のラッパ状に開く部分は壺を模している。 ツバより下は円筒状に作られ、円孔を開けている。 この部分を円筒埴輪の中にさしこんで古墳に立てたと考えられる。
- 壺形埴輪 2/3枚目 -
高廻り2号墳
やや小型の壺形埴輪で、肩に小さな孔が開けられている。 ほかにM字形の線刻がある壺形埴輪もある。ほかの壺形埴輪に比べて、ツバから下の円筒部が短いことが特徴である。
- 壺形埴輪 3/3枚目 -