学芸員紹介:東郷加奈子 - 大阪市文化財協会

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学芸員の紹介

東郷 加奈子 TOGO Kanako

 

文化財保存科学

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得意分野 埋蔵文化財の保存処理・調査・研究 鍍金の研究
コメント  私は保存科学室で主に大阪市内出土木製品、金属製品の保存処理をしています。これまで、トレハロースを用いた出土木製品の保存処理方法の研究と実用化にも携わってきました。また、学生の頃に出土金銅製品の鍍金技法について研究をしたことがきっかけで金属製品の表面加飾技法について興味をもっています。
おもな仕事

■大阪市内出土文化財の保存処理

・長原遺跡、加美遺跡、大坂城下町跡出土木製品・金属製品など

・出土鉄製品の保存処理(『葦火』177号)

■保存処理受託事業

・大阪大学所蔵野中古墳出土鉄製品、アリ山古墳出土鉄製品の保存処理

・島根県山持遺跡出土木製品、高知県追手筋遺跡出土木製品の保存処理 など

おもな研究業績

■「トレハロース含浸処理法における含浸処理後の安定化へのプロセス 日本文化財科学会第30回大会ポスター発表 (平成25年7月6・7日)

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