特別史跡大坂城跡の発掘調査現場を一般公開します - 大阪市文化財協会

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特別史跡大坂城跡の発掘調査現場を一般公開します

現説ロゴ

 大阪市教育委員会・大阪市経済戦略局と公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所は、 平成26年8月下旬から実施してきた特別史跡大坂城跡の発掘調査の成果を広く市民に紹介するために、 平成26年10月3日(金)より5日(日)までの3日間、発掘調査の現場を一般公開します。
 今回の発掘調査は、昭和59年(1984)に見つかった豊臣期大坂城本丸の詰ノ丸石垣を再発掘して公開する 豊臣石垣公開プロジェクト に先立ち、周辺に残る遺構の状況を把握するために実施しています。 調査は西調査区(写真1、約60平米)と東調査区(約220平米)とに分けて行っています。

【 記 】

 日 付 : 平成26年10月3日(金)〜10月5日(日) 終了いたしました。
 時 間 : 10時〜16時 
       ※小雨決行(開催時間までに大阪府下に暴風または
        大雨警報が発令された場合は中止とします。)
 内 容 : 調査成果の解説および出土遺物の展示
 参加費 : 無料
 会 場 : 大坂城跡発掘現場

現説地図
   (大阪市中央区 大阪城公園内天守閣東南、金蔵の東側)
   ・地下鉄谷町線 天満橋駅から南東へ約700m
   ・地下鉄長堀鶴見緑地線 
    大阪ビジネスパーク駅から南西へ約500m
   ・JR大阪環状線 大阪城公園駅から西へ約500m

調査の概要

【西調査区】
18世紀中頃に建設された金蔵(重要文化財)の東側には、 これまでの調査で石列と石組溝といった区画施設が見つかっています。 18世紀末の「大坂城絵図」によればこれらは金蔵の南側を区画する形で西に屈曲している可能性があり、 その有無を確認する予定です。 また、金蔵の東南では上記の石列・石組溝の後に構築された東西の石組溝が見つかっており、 その西延長部分の状況を確認します。
【東調査区】
徳川期の瓦廃棄穴などが見つかると考えられます。

図1

写真1 金蔵南側の今回調査予定地

【 問合せ先 】

(公財)大阪市博物館協会大阪文化財研究所 大坂城跡発掘現場事務所
                担当:高橋 (TEL:090-2386-7682)

【 主 催 】

   大阪市教育委員会・大阪市経済戦略局・大阪文化財研究所

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