TOPページ > 更新履歴 > 大坂城跡山里丸発掘調査の現地公開のお知らせ
大阪市教育委員会と(財)大阪市博物館協会大阪文化財研究所は、平成23 年1 月下旬から、特別史跡大坂城跡内、天守閣北側にある山里丸で発掘調査を行っています。
調査の結果、現在の石段(雁木:がんぎ)の内側に埋もれていた、当初の古い石段を発見しました。また、雁木の上段には多聞櫓(たもんやぐら)の礎石が良好に保存されていました。
下記のとおり現地公開しますので、ご来場下さるようご案内申し上げます。
【 記 】
日 付 : 3月5日(土) 終了いたしました。ご参加ありがとうございました。
時 間 : 10:00〜12:00 ※小雨決行
参加費 : 無料
会 場 : 大阪城公園内 天守閣北側 山里丸
(刻印石広場の東側、下記地図参照)
古い石段は江戸時代当初(徳川大坂城)の屈曲した形を踏襲しています。
新しい石段は昭和33、34 年の修復工事の際、設置された可能性があります。
9段分あった石段は現在上半が失われ、裏込の丸石が露出しています。
上段の大きな礎石は多聞櫓(たもんやぐら)のもので、20 個ほど検出されました。
石段中央や上段にみえる白いコンクリートの基礎は昭和17〜20 年にこの地にあった軍施設のものと考えられます。
【 問合せ先 】
大阪文化財研究所 難波宮調査事務所 TEL:090-2386-7682
【 主 催 】
大阪市教育委員会・大阪文化財研究所