大阪文化財研究所:陶磁器ギャラリー

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李朝茶碗(りちょうちゃわん)

李朝茶碗(りちょうちゃわん)

器高4.9cm 口径13.8cm 高台径4.4cm./.出土地点 中央区大手前4丁目

体部下半に膨らみをもち、口縁部は直線的に開く。高台脇から体部下半にかけてヘラ削りを行う。体部から口縁部にかけて内面に螺旋状の凹線がめぐる。見込みには9個の砂目痕があり、畳付にも同数の砂目痕がある。釉は全面にかけられ、表面に黒褐色の斑点がめだつ。釉の溜りは青みを帯びた緑色である。内面に使用痕と考えられる擦痕が顕著に残る。16世紀末の大名屋敷跡の遺構から出土している。