大阪文化財研究所:はにわギャラリー

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円筒埴輪

円筒埴輪(重要文化財:文化庁所蔵)

高廻り2号墳./.古墳時代中期前葉 4世紀末葉./.現状の高さ約30cm

土管のようなかたちをした円筒埴輪は古墳の上に立て並べられ、もっとも多く使われた埴輪である。 壺などの器を載せる器台をもとにして生まれたと考えられている。 本例は下から2段目の向い合う位置に三角形の孔が開けられている。 一般的に孔は、三角形や四角形のものが古く、新しい埴輪には円形のものが多い。 また、表面についた黒斑は、野焼きした埴輪の特徴で、後の時期に窯で焼いたものには見られない。 本例は上部を欠き、全体は復元していない。

- 円筒埴輪 1/2枚目 -


1号墳

円筒埴輪

長原131号墳 / 古墳時代中期後葉 5世紀後葉./.高さ約45cm

円筒埴輪は時とともにその作り方が簡略化され、小型のものも見られるようになっていった。 5世紀後葉のこの例は、突帯の突出度が低く、貼付け方も粗雑で、 表面の仕上げは高廻り2号墳のものに比べて簡単である。また、孔が全て円形であることも新しい時期の埴輪に多い。 このころの埴輪は窯で焼かれるようになったため、黒斑はなく、新しい時期の特徴をよく示している。 左側のものは特に堅く焼き上がり、須恵器(すえき)のような質感がある。

- 馬形埴輪 2/2枚目 -

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