学芸員紹介:松本啓子

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学芸員の紹介

松本 啓子 MATSUMOTO Keiko

 

近世考古学、ヨーロッパ陶器、宗教改革期のヨーロッパ社会・経済史

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得意分野 マジョリカ陶器、ヨーロッパ・ルネサンス・宗教改革期のヒト・モノ・情報の移動、日欧貿易陶磁器史
コメント  調査を担当したのが縁で、ヨーロッパ・マジョリカ陶器を研究しています。考古学の本分であるモノに則した研究をモットーに、科学研究費を受けて、出土したアルバレルロというマジョリカ壺を持参してヨーロッパ各地で実物比較をして産地を探ってきました。結果、デルフト製という日本の通説を覆し、そして、この壺が文様は16世紀型なのに、形態や製作技法は17世紀型という彼の地でも特異なシロモノであること、また宗教改革期にマジョリカがカトリックと強く結びついていたことがわかり、公表してまいりました。この陶器のもつダイナミックな歴史をさらに引き出すべく研究を進め、また成果を発信して行きたいと思います。
おもな仕事 ■発掘調査・報告書作成などの事前調整・契約・執行・精算など
 大阪文化財研究所の本務である発掘調査や報告書作成について、契約や業務環境の調整、執行に際しての助言、業務完了後の精算など、業務全般のお手伝いをしております。

■科学研究費補助金による研究

・『江戸時代鎖国前後の日本と海外諸国との交易についての考古学的研究』、科学研究費補助金基盤研究(C)(課題番号15520488)、2003〜2006年度、研究代表者

■科学研究費補助金による研究

・『鎖国期日本に輸入されたヨーロッパ・マジョリカ陶器についての考古学的研究』、科学研究費補助金基盤研究(C)(課題番号20520673)、2008年度〜2012年度、研究代表者

■相愛大学非常勤講師

・考古学概説/考古学入門(2004年度〜2014年度)

■大阪市立大学非常勤講師

・考古学概論(1997年度〜1998年度)

おもな研究業績

■松本啓子2014、「鎖国期のヨーロッパ陶器について」:高倉洋彰編『東アジア古文化論攷』、中国書店、pp.451-472、ISBN978-4-903316-37-6

■松本啓子2010、「鎖国期のヨーロッパ陶器をめぐって」:栄原永遠男編『日本古代の王権と社会』、pp.473-491、塙書房、ISBN978-4-8273-1237-9

■Keiko I. Matsumoto 2006, ‘Osaka-Europe Trading in the Age of National Isolation in Japan −Majolica Albarello excavated in Osaka−’:“World Archaeological Congress (WAC) Inter-Congress : Osaka, 2006”

■松本啓子2007、「オランダ陶器」、「マジョリカ陶器」:西谷正編 『東アジア考古学辞典』、pp.72-73・501-502、東京堂出版、ISBN978-4-490-10712-8

■松本啓子 Keiko Matsumoto 2001、「X 大坂城下町出土のマジョリカ陶について」‘Le maioliche rinvenute nell’area dell’anticacitta Castello di Osaka’:ジャン・カルロ・ボヤーニ Gian Carlo Bojani/井関正昭 Masaaki Iseki/伊藤郁太郎 Ikutaro Ito 『ファエンツァ国際陶芸博物館所蔵 マジョリカ名陶展』 “Capolavori di Maiolica Italiana -dal Museo Internazionale delle Ceramiche in Faenza-’,pp.166−172, 222

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